妊娠・出産

わんや産婦人科で1人目出産【個室レポート】出産費用も公開!

私が初めて妊娠かもと思ったときに宮城県大崎市では評判の良い「わんや産婦人科」に行きました。

妊娠当初から出産まで全てお世話になった産婦人科ですが、これから行かれる女性や今まさに病院選びで迷っている女性は「わんや産婦人科って実際どうなの?」と気になりますよね。

それから評判は良いけど出産費用が高いという話も耳にしました。

そこで宮城県大崎市にある「わんや産婦人科」で出産した私の体験を記事にしたので参考にしてもらえると嬉しいです。

この記事で分かること

入院中はどんなことをして過ごすのか
2人部屋と個室の違い
評判は良いけど実際はどうだったか
出産費用はいくらかかったか

私の出産〜産後の入院生活 体験談

自宅で破水しそのまま入院

私が破水したのは妊娠41週と3日目。最後の妊婦健診で誘発分娩の予定を立てていて、入院予定が2日後に迫っていた日でした。

昨日も陣痛来なかったな〜今日は陣痛くるかな〜?と毎日そわそわしていたのを覚えています。とにかく気持ちが落ち着きませんでした。

そんな日の朝、いつも通り朝食を食べようとしたときに破水。

すぐ産院に電話をして登録していた陣痛タクシーを呼び産院に向かいました。

産院に到着すると車椅子に乗るよう言われ車椅子で検査室へ。

はじめに妊婦検診でやっていたNST検査(赤ちゃんの心拍を確認する検査)をやることに。こんな時に限ってなかなか胎動が感じられずかなり不安でした。

でも看護師の方が「お腹の赤ちゃん寝てるのかな〜?」と優しい言葉をかけてくれて少し安心

あめこ
あめこ
不安な気持ちの時にそれを察して声をかけてくれるのはとても嬉しい!

まもなく無事心拍が確認できて次は破水の検査で内診室に移動。やはり破水とのことでそのまま入院することになりました。

入院当日は2人部屋へ。陣痛促進剤を使って分娩

入院の部屋は個室を希望していましたが、空いていないということで2人部屋に入ることに。このとき空室だったので実際は個室のように気を遣わずに過ごせた点はラッキーでした。

ベッドで横になっていると看護師の方がやってきて陣痛促進剤について説明され指示通りに薬を飲みます。

朝の10時頃から病室に入ったのですが陣痛は夕方になると強くなり始めました。

ちなみに入院中の嬉しかったひとつに「食事が美味しい」というのがありました。
しかも「おやつ」まで出るんですよ!

昼食 おやつ

陣痛が弱いうちはご飯も楽しく食べられましたが、18時頃には陣痛が辛すぎて3口ほどで諦めました。

あめこ
あめこ
わんや産婦人科は食事が美味しいです!入院中の食事が楽しみでした。

その後は陣痛もどんどん強くなり、日付が変わる頃に分娩室へ移動。
そこから45分くらいで無事出産しました。

このとき担当してくださった助産師の方がとても頼もしい素敵な方で安心して出産ができました。
いきみが上手くいかない時には「大丈夫、大丈夫」と言って私に合ったやり方を教えてくれたりと本当に助かりました。

そして2時間ほど分娩室で休んだ後は部屋に戻り、ゆっくり寝たいところでしたが気持ちが落ち着かなくてあまり眠れないまま朝6時を迎えました。

入院2日目は個室へ移動!入院生活

わんや産婦人科では出産当日は母子別室です。
授乳指導や沐浴指導など予定が色々ありますが何もすることがないときは寝てられると勘違いしていた私。

事前に組まれている予定とは別に
朝6時30分に検温
ご飯の配膳がある
清掃係の方がゴミを回収しに来る
体調のチェック
など。朝の検温は事前に知らされてなかったので、ドアのノックの音で目が覚め慌てておきました。

あめこ
あめこ
入院生活は思っていたより忙しかったです。入院中はよく眠れなかったのでちょっとした時間には産後すぐからできるストレッチをやっていました。

寝れそうだなぁと眠りに落ちそうになった時に誰か来たりして結局ゆっくりできないことが多かったです。初めてのことは本当に想像つかないことだらけでした。

少し話が逸れましたが個室での入院生活についてお話しします。

個室について

わんや産婦人科には「2人部屋」「個室」「特別室」の3種類の部屋がありました。

個室と特別室は料金が割り増しになります。私は初めての出産なので精神的ストレスを考慮して個室を希望していました。

入院2日目の朝には個室が空いたということで2人部屋から個室へ移動できることに!

あめこ
あめこ
「2人部屋」と「個室」で迷っている方には個室をオススメします!
個室のここが良かった!

部屋にトイレ&洗面台がある
ベッドがリクライニング機能付き
洋服や荷物をしまえる収納がある

私が感じた良かったポイントについてそれぞれお話しします。

トイレ

産後ボロボロの身体で共同トイレまで歩いて行くよりも部屋にトイレがあると本当に楽!

洗面台

授乳前など赤ちゃんのお世話をするタイミングで手を洗うのに便利
誰かが面会に来て手を洗ってもらうときに便利

リクライニング機能付きベッド

産後の「なんだか寝心地が悪くて寝れない時」や「寝たままベッド脇で寝ている我が子が見えるように」調整できるのが良かった(産後は我が子が息をしているか気になって仕方ないので身体を起こさなくても確認できたのが良かった)

収納がある

病院からもらう入院グッズが大きめバッグひとつ分あるので、自分の入院バッグや授乳クッション、洋服などで荷物が多く収納があってとても助かった

入院2日目の過ごし方

この日は「授乳指導」「沐浴指導」がありました。

まだ母子別室なので看護師さんが赤ちゃんを連れてきてくれて、授乳はここで初めてやることになります。

ぎこちなくても「上手ですね〜」と褒めてくれて、もっとこうすると良いですよと丁寧に教えてくれました。

あめこ
あめこ
看護師の方が優しく教えてくれて、こちらの疑問にも丁寧に答えてくれるので心強かったです!

沐浴指導は産後の負担を考えてなのか実際に体験するのではなく、助産師の方が人形を使って沐浴するのを見るだけでした。

入院3日目の過ごし方

いよいよ母子同室がスタート
この日は「調乳指導」「退院指導」がありました。

調乳指導は栄養士の方が来て、そのときわんや産婦人科で使用しているミルクの説明や作り方を教えてもらうというもの。

退院指導はわんや産婦人科でマタニティエクササイズの指導などを担当している看護師の方が退院後のアドバイスや、座ってできるストレッチを教えてくれるというものでした。

あめこ
あめこ
看護師の方がとても明るくユニークで終始楽しい雰囲気で気分も明るくなりました。

娘はというと、きっちり2時間おきに泣いて飲んだら寝るという大助かりな日中を過ごしました。
もっと厳しい現実を覚悟していたので「これなら大丈夫じゃん」と甘く見ていると、問題は夜中に訪れました。

ミルクをあげて寝てから1時間後くらいに泣き始めた娘。
なかなか泣き止まず心配になってナースコール。

そこで看護師の方が試してくれたのは「哺乳瓶の乳首にティッシュを詰めて吸わせる」というもの。そんな方法があるのかと感心。

ティッシュを詰めないと空気を吸ってしまうのでティッシュを詰めるとのこと。

ただテープで固定するわけにも当然できないのですぐに取れてしまって泣いてしまうため、取れても泣かなくなるまで手で押さえていました。

あめこ
あめこ
後で分かったのですが娘はミルクをよく飲む子で、この時もミルクが足りなかったようで翌日にはミルクの量を目安よりも増やしてもらいました。

しばらくして夜中の2時頃に再び泣き止まなくなり、今度は抱っこしていないと泣いてしまう状態。

結局このときは朝まで抱っこしたままでした。
身体は辛かったですが抱っこで安心してくれたと感じられて、母親になったんだと少し実感できました。

入院4日目「早く家に帰りたい」

まともに眠れないまま朝を迎えた入院4日目。

実は1人だけ苦手な看護師の方(こわくはないが少し口調がきつめ…)がいてストレスを感じ始め、さらに外の空気も吸わずに過ごしているので家が恋しくなってきました。
早く帰りたいなと退院が待ち遠しかったです。

でもこの日は事前に申し込むと食べられる「お祝いディナー」が夕食
ホテルのようなコース料理でとても美味しく、豪華な気分を味わえて楽しかったです。

夕食を済ませ夜になるにつれ、昨日のことがあったので夜の戦いを覚悟していたのですが、なんと4時間まとめて寝てくれるという奇跡が…!

そうなるとは思わなかったのでタイマーもかけておらず、ハッと気がついたら4時間経ってる!という状況。
飛び起きてすぐさま呼吸を確かめたのでした…。

あめこ
あめこ
寝れた〜という感動ではなく、え!生きてるよね!?が最初の気持ちで本当に心が休まりません(産後あるある)。

入院5日目 退院!

やっと退院だ!と晴れやかな気持ちで荷造り。

そこに分娩を担当してくれた助産師の方がきてくださいました。
分娩のことや世間話をしているとなんだか感謝の気持ちや寂しい気持ちで目頭が熱くなってしまいお互い涙目に…。

あめこ
あめこ
とても優しくて頼りになる素敵な助産師さんに出会えて本当に良かったです。この助産師の方がいなかったらこんなスムーズなお産はできていなかったでしょう。

感謝しても感謝しきれない気持ちでしたがこれからの育児に向けて気合いを入れ病院を出ました。

外は晴れていてとても気持ちい朝でした。

「うわー外気持ちいいー」と思わず話していると後ろから慌てて看護師の方が走ってきました。

記念に持ち帰ってと言われていたネームバンドを部屋に忘れていたようです。

最後の最後まで本当にお世話になりました…!

もし2人目を妊娠したらまたわんや産婦人科にお世話になろうと思いました。

わんや産婦人科の良かった点まとめ

わんや産婦人科では妊婦健診〜出産まで全部お世話になったのですが、その中で良かったと感じたのは…

スタッフの方が優しい
個室がとても快適
食事が美味しい
とても良い助産師さんに出会えた

わんや産婦人科のスタッフの方はみなさん話しやすい雰囲気で、院長先生は分娩の翌朝わざわざ病室に来てくれてビックリしました。

また個室が快適なところと食事が美味しいのもまた機会があったらお世話になりたいと思うポイント!

そして一番印象深いのは娘を取り上げてくれた助産師の方。
的確な対応と優しい笑顔に本当に助けられました!

わんや産婦人科のイマイチだった点まとめ

私の中では好印象のわんや産婦人科ですが一部気になったポイントもあるのでご紹介します。

妊婦健診が混むわりに待合室の椅子が少ない
新生児に取り付ける酸素飽和度モニタリングという機械が接触の悪さですぐにビービーと大きな音が鳴るので、他の部屋で鳴っているのも夜は特に響いてストレスだった
部屋の温度が高めで、さらにとても乾燥していて辛かった
産後微熱が出たり少し体調を崩した日の夜中。
ある看護師Aさんは「赤ちゃん一旦預かろうか?」と言ってくれました。
しかし次にナースコールしたとき別の看護師Bさんが来て、私が「預かってもらえるって聞いたんですけど…」と話すと「もう少し頑張ってみて辛かったら預かるね」と一方的に言われてしまった

気になったところは出産後の出来事ばかりですが、特にう〜んと思ったのは4つ目。

赤ちゃんのお世話ができないほど体調が悪いわけではなかったのですが、疲労と微熱で辛かったので正直預かってもらえるなら…という思いでした。

でも別の看護師Bさんに「もうちょっと頑張ってみようか」と言われて、なんだか「あなた頑張ってないね」と言われたようで複雑な気持ちになりました。

もともと人に頼るのが苦手な性格なので、それ以上なにも言えず…。

でも初めてあった人に自分の性格まで汲み取って声をかけてほしいなんていうのは無理なのも分かっているので、せめて看護師さんによって違うことを言うのは止めてほしいなぁと感じました。

私の性格も災いしての出来事なので、もし2人目を出産する時があったらハッキリと「預かってください」と伝えたいと思います!笑

わんや産婦人科での出産費用はいくら?

気になる出産費用ですが…
私の場合は「個室」「土日の分娩」「促進剤使用」「自然分娩」

手出し16万円(2018年5月時点)

安いところと比較するとやっぱり高額ではありますが、個室の快適さを知ってしまうとまた個室がいいなぁと思ってしまいます。

おわりに

わんや産婦人科であれば安心して任せられるなという気持ちになれました。

特に出産が初めての場合は不安しかないと思うので、設備の充実・美味しい食事・優しい看護師さんや助産師さんが揃ったわんや産婦人科はオススメです!

産婦人科選びで迷っているときの参考になれば嬉しいです。